メリットとデメリット

成年後見制度を利用する場合、そのメリットとデメリットを把握しておく必要があります。まずメリットとしては判断能力が低下した人の財産管理や看護をしてもらう事ができる、判断能力が低下した方が詐欺に遭ったとしても成年後見人等に取消権があるため、契約の取り消しをする事が可能になるなど、判断能力が低下した方の生活を守るためにさまざまな事をして貰えるという点が挙げられます。判断能力の低下は加齢によって起きてしまうものもありますから、そういった方の生活を守れるというのが大きなメリットです。

ただ、一方で成年後見制度には資格制限があり、弁護士や医師、会社の取締役など一部の資格に付くことができなくなってしまうという点や、手続きにどうしても時間がかかってしまうというデメリットも持っています。

特に手続きに時間がかかるというのは、すぐにでも成年後見制度を利用したいという方にとっては嫌なデメリットになってしまうでしょう。ですから成年後見制度の申し立てをする場合は、なるべく時間に余裕がある時期を狙った方が良いです。

成年後見制度は判断能力が低下してしまった方を保護するためにぜひ利用したい制度で、現在も利用の申し立てをする人が増えている制度でもあります。しかしそのメリットとデメリットを把握していないと、手続きでミスをしてしまったり、利用したいタイミングに合わないなど問題の原因にもなるので注意しておきましょう。